この冬の雪と寒さの苦難にめげず(めげても?)、生きている植物たち。
教会裏の杉の枝は、ちゃんと剪定されず、びょんびょん伸びて、
そこに湿った雪が沢山つもったものだから、わりと太い枝が初めて折れました。
でも、木はちゃんと生きています。除雪機から、雪をバシバシ吹き付けられた冬の中も。
晩秋に植えるパンジーやビオラ。
いつもの冬は、雪の下で根を強め、じ~っと耐えに耐えて、春を待ち、
やがて春の陽光をあびながら、元気に花を開かせていきますが…。どうでしょう。
玄関組はラッキーでした。
雪にあたらず、つぶされず、冬を過ごせました。
朝日もよく当たるし、人も見てくれる。春にはもっと美しくなるでしょう。
屋外組は、寒さと、雪と、日当たりの少なさ。ケアする人もサボってしまい…
すっかりしょげて、ついに絶えてしまったかな… と思っていたら、
冬も終わりの 少しあたたかい光を受けて、何だか復活してきた様子。
光のさすほうへ向かって、花が息を吹き返してきました。
光と水があれば。根が生きていれば。
新しい息吹が、また始まる。
年末礼拝に活けられた葉ボタンは、さすが寒波に強く、
2月半ばすぎて、なお切り花として元気です。
ふと見ると、斜めに活けられた器の端から、すっくと真っすぐ上に、伸びていました!
切られて久しいのに、冷水を吸い、痛んでいく外側をはがされながら、
わずかな暖気と光を感じて、今や内側から、上に向かっています。
「
斜めじゃ、いやだ!まっすぐ生きたい」・・・って?
神様が造られた植物たちは、
無言で励ましてくれているようです。
いのちの光を、いのちの水を。ちゃんと求めて、新しい息吹をいただこう。
待ち望め。主を。
雄々しくあれ。心を強くせよ。
待ち望め。主を。 詩篇27:14