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夏の終わり、秋のはじまり

この夏、寒河江も35度超えが続きました。
まだ日中は34度くらいにもなりますが、
朝夕は、やはり「秋」です。
夏が遠くなる前に、記録しておきます。

この夏、東松島で英語キャンプがありました。
蔵王教会が、コロラドチームを迎えて
「ファミリー・イングリッシュ教室」を開催。
大人と子供、日本人とアメリカ人の交流をしました。

まずは、コロラドチームの皆さんと、
東松島の被災数カ所の現場視察。
Tさんが具体的に説明すると(通訳つき)、
皆さんは、現場を肌で感じておられました。
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午後は、何か所か分かれて、大人と子供の英語クラス。
子どもたちは、汗いっぱいで遊んで楽しみました。
大人たちも、カード遊びをしたり、
サムライと聖書や、陶芸の話題に盛り上がったり。
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一方、夕食のバーベキューに向けて
猛暑の中で延々と働いていたスタッフたちも。
食材調達、火起こしと管理、会場準備…
こちらも、汗いっぱいでした。

真夏のバーベキューは暑くて熱かったけど、
沢山の方々が来てくださいました。
夕方には、涼しい浜風がふいて来て、
「この風が内陸の山形にもほしいね!」
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夏の思い出、花火の光の中で
寒河江組は日帰りで戻りました。
宿泊所での交わりも楽しかったそうです。
蔵王&コロラドの皆さんお疲れ様でした!

久しぶりにお話した現地リーダーのお一人。
一見元気に見える様子のかげで、
難しい重荷が課せられていることを
明かしてくださいました。

「仮設生活の半分が過ぎるのに、
何も進まない。先が見えない。
仮設を出たらどうするか・・・。
家を建てるにも、場所も決まらないし。」

震災から1年半。
終わったもの、まだ残るもの、
新しく進む道、新たな課題…
みんなそれぞれ、状況や心境が違います。

一番暑い夏が終わっても、
まだまだ残暑が続くように、
一番厳しい時を過ぎても、
まだまだ終わらないものがあります。

生活支援やイベントを先導したり、
陰で支えたりという奉仕を続けてきた
リーダーの方々も、心身の疲労が出てきます。
これからの道を求め、祈りつつ・・・。


あなたがたの愛が
真の知識とあらゆる識別力によって、
いよいよ豊かになり、
あなたがたが、真にすぐれたものを
見分けることができるようになりますように。
ピリピ1:9-10

by sagaech | 2012-09-11 21:20 | 神の家族(震災編)
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